院長ブログ
足関節(足首)捻挫 稀(まれ)な症例 その2 名古屋市名東区社台 とみみつ接骨院
足関節(足首)捻挫 稀(まれ)な症例 その2 名古屋市名東区社台 とみみつ接骨院
2012年11月30日(金)
前回のブログの患者様、内出血が著しく明確になってます。
本日、午前に撮影しました。
足関節(足首)捻挫は靱帯損傷ですが、プラス、
内出血があるという事は、靱帯以外の血液供給がある軟部(なんぶ)組織も損傷している事がうかがえます。
靱帯は血液の供給が無い組織です。ですから組織には血管が走っていません。
よって、靱帯損傷のみであれば、内出血は発生しません。
内出血は皮膚の下で移動します。
今回の損傷は足の二分靱帯損傷です。
内出血は徐々に踵部(かかと)の方向に移動しています。
患者さんが患部を挙げて、腫れの出現を最小限にしようと
施術(治療)に参加して頂いている証拠です。
術者としては当然嬉しいですし、
この患者様自身も早く良くなりたいと言葉に出していまして、施術に積極的です。
損傷の程度、固定期間中、施術期間中の安静、冷却、患部の高挙、通院頻度、後療等
にもよりますが、施術に積極的に参加していただくことで、トータルでみると施術期間は短くなります。
内出血が外側のくるぶしの下まで移動しています。
靱帯損傷で知って頂きたいのは、
靱帯は傷が付いたら傷がついたまま、
靱帯は伸びたら伸びたまま、
靱帯は切れたら切れたままです。
損傷程度で固定の材料も変わります。
病院(整形外科)での治療方針、
接骨院、整骨院の施術方針があります。
靱帯が切れたら、足関節は不安定な状態なので手術をする整形外科もあります。
そのあたりは、固定同様、治療をする病院(整形外科)の治療方針、
施術をする接骨院、整骨院の施術方針があります。
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